30代独身の静かな生活

30代の日記。生活、婚活など。

ストレスでお腹の調子が悪くなり病院へ行った

 このところのすっきりしない天候と閉塞感によるストレスのせいだと思うが、お腹の調子が悪くなったので病院に行くことにした。かかりつけの病院は少し離れた場所にあって車で50分ほどかかる。朝起きたときから気だるくて、10時過ぎにようやく出発。近くの病院を探しても良いのかもしれないが、そんなに頻繁に行っているわけでないし、その病院の先生やスタッフの対応が気に入っているので、あまり変えようと思っていない。
 順調に車が流れる郊外のバイパス道路をひたすらに走る。広がる田んぼに倉庫や工場、送電線、派手な看板が点在し、少し寂しささえ感じさせる道路。BGMに藤井風の歌を流しながら走っているうちに少しづつ気分が良くなってきた。車の運転は好きだ。普段、自宅にいると「なんとなく落ち着かない気持ち」を抱くのだが、車を運転していると緩和される。移り変わる景色と運転に集中することで余計なことを考えずに済むからかも知れない。
 運転は好きだがドライバー歴は浅い。数年前に地方に赴任した際に初めて車を買った。それまでは特に車を運転しようとは思っていなかった。車がなくても生活が成り立っていたこともあったが、一番大きな理由は、運転に苦手意識があって、臆病になっていたからだ。今は運転は上手でもないが下手でもないと思っている。高校を卒業した後、通いだした自動車学校では、当初は苦戦した(指導員が威圧的でこわかったのもある)が、特に補講になったことはないし、効果測定や検定も1度で合格している。卒業の検定の際はMTのシフトチェンジが楽しくて、このままいろいろな所に行きたいと思った。数年前、車を買う前にペーパードライバー講習を受けたが、指導員に「運転上手だよ」と言ってもらったし、今のところは一度縁石に乗り上げた以外事故はない。特に上手でもないが、全くセンスがないというわけでないのに、自分を過少評価して委縮してしまっていた。
 勇気を出してもっと早くから運転していればよかったと思う。都会だと電車等で移動するのも身軽でいいのだけど、プライバシーが確保できて、時間に縛られないというのはとても楽だ。今住んでいる場所も車がなくても生活はできるものの、車を手放そうとは思わない。
 そういえば、小さい頃は車が大好きだった。運転をしている姿がカッコいいと思っていて、車は自分にとって憧れだった。自動車学校で「運転が楽しい」と思った卒業検定のとき、自分の純粋な欲求を心の奥底にしまって鍵をかけてしまったことを後悔している。